活動報告

みなさまからの寄付金を活用させていただきました

2012.07.19

「オリンピックデー・フェスタ in いわき」が開催

みなさまからの寄付金を「オリンピックデー・フェスタ in いわき」の開催費用の一部に使わせていただきました。
6月23日に福島県いわき市で開催された、オリンピックに出場経験のある7選手と触れ合える「オリンピックデー・フェスタ」。
約300人の地元小学生たちが、スポーツに打ち込む楽しさを満喫しました。

「オリンピックデー・フェスタ in いわき」でのひとコマ

オリンピックデーに開催された被災地支援のスポーツイベント

国際オリンピック委員会の創設を記念した、6月23日の「オリンピックデー」。この日は「スポーツを通じて世界に平和を」というオリンピズムの普及を目的に各地でスポーツイベントが開催されています。
福島県いわき市では、7人のオリンピアンと地元の小学生がスポーツを楽しむ、被災地支援のイベントがいわき市総合体育館で行われました。

飛ぶタイミングが難しい大縄跳び。
飛ぶタイミングが難しい大縄跳び。

今回参加したオリンピアンは、福島県出身の陸上選手・佐藤光浩さん、鹿島アントラーズで活躍したサッカーの名良橋晃さん、スキーの上村愛子さん、カーリングの本橋麻理さん、水泳の宮下純一さん、ビーチバレーの佐伯美香さん、体操の米田功さんという総勢7人。

5つのチームに分かれ、鬼ごっこ、大縄跳び、綱引きの3つの種目で、小学生たちと一緒に真剣勝負を繰り広げました。

佐伯美香選手もかけっこの鬼となり、子どもたちを全速力で追いかける。
佐伯美香選手もかけっこの鬼となり、子どもたちを全速力で追いかける。

磐崎(いわさき)小学校6年生の西祥平君は、震災後、茨城県水戸市に避難していましたが、状況が落ち着き、いわき市へ戻ってきました。

「おもいきり走って、楽しかった。テレビで見ていた選手のみなさんと一緒に競技ができて、いい思い出になりました」と満面の笑み。

この日は佐藤選手・佐伯選手と同じチームイエローで奮闘しました。

3.11以降、とにかく故郷の福島県のことが心配だった

子どもたちのサインに気軽に応じる佐藤光浩選手。
子どもたちのサインに気軽に応じる佐藤光浩選手。

「地震が起こった3月11日、ぼくは仙台で被災しました。
大変なことが起こった、と感じましたが……津波、そして原発事故のことを知って、故郷のことがなにより心配で……」と陸上の佐藤光浩選手。

福島県出身である佐藤さんは、震災以来、福島復興のための活動にできる限り参加してきました。

「福島のために自分で役に立てることがあるならば、その使命を果たすのは当然のこと。これからも続けていきたい」とその決意は今も変わりません。

綱引きではチームイエローが勝利!
綱引きではチームイエローが勝利!

今回のイベントでは、子どもはもちろん、父兄のみなさんも有名アスリートたちとの交流を楽しみました。

「知っている有名選手がいっぱいで『私が参加したい!』って最初思ってしまいました(笑)」と話してくれたのは、平第三小学校に娘が通う佐藤智恵さん。
「スポーツに真剣に打ち込む選手みなさんの姿を、子どもたちにもしっかり学んでもらいたいですね。いわき市は、今、除染活動も進み、以前のように屋外で遊べるようになってきました。スポーツに打ち込む子どもたちも、これからどんどん増えてくるんじゃないかと思います。」

福島県は風評被害などもあり、沿岸部のみならず県全体が大変な時です。そうした中で行われた被災地支援のスポーツイベント。
子どもたちだけでなく、たくさんの父兄の方々の笑顔が見られた大会でした。

■参加オリンピック選手・アスリート(敬称略)■
佐藤光浩(陸上競技)、宮下純一(水泳/競泳)、名良橋晃(サッカー)、上村愛子(スキー/フリースタイル)、佐伯美香(ビーチバレー)、米田功(体操)、本橋麻里(カーリング)
取材・撮影=板元 義和(シュープレス)

活動報告TOPへ戻る