活動報告

みなさまからの寄付金を活用させていただきました

2012.11.27

「オリンピックデー・フェスタ in 陸前高田」が開催

みなさまからの寄付金を「オリンピックデー・フェスタ in 陸前高田」の開催費用の一部に使わせていただきました。

「オリンピックデー・フェスタ in 陸前高田」でのひとコマ

陸前高田市にある市立第一中学校の仮設グラウンドで行われた、今回のオリンピックデー・フェスタ。ロンドンオリンピックで金メダルに輝いたレスリングの米満達弘さんはじめ、6人のオリンピック選手と地元スポーツ少年団の子供たち171人が、スポーツに興じ交流を楽しみました。

5つのチームに分かれ競技!オリンピアンも真剣そのもの

11月11日、やや肌寒い曇り空の陸前高田。そんな空気をものともしない子供たちの元気な声が、第一中学校仮設グラウンドに響き渡りました。

この日、トーチを持って登場したオリンピアンは、ロンドンオリンピック銅メダルのボクシングの清水聡さん。トーチに続きフラッグを持って現れたのは、アテネ大会水泳の金メダリスト柴田亜衣さん、北京大会出場の同じく水泳の柴田隆一さん、ロンドン大会出場のボクシングの須佐勝明さん、そして冬季のバンクーバー大会出場のスピードスケートの新谷志保美さんの5名。

「オリンピックデー・フェスタ in 陸前高田」でのひとコマ
途中から駆けつけてくれた米満選手

実はこの日、陸前高田市内では、米崎小学校体育館でもオリンピックデー・ フェスタが行われていました。ロンドン大会レスリング男子フリースタイル 66kg級で金メダルに輝いた米満達弘さんは、そちらにも参加していて、 少し遅れての登場。米満選手が登場した時は、ひときわ子供たちも 盛り上がりました。

「オリンピックデー・フェスタ in 陸前高田」でのひとコマ
チームグリーンのリーダーとして大活躍した清水選手

5つのチームに分かれて行われた競技は、手つなぎ鬼、大縄跳び、綱引きの3種。リーダーであるオリンピアンと協力しながら、走ったり飛んだり、そして思い切り力を振り絞ったりと、それぞれの競技で大奮闘。

「みんなの笑顔に安心しました。いろいろあるだろうけど、元気でいることが大切。元気でいればきっと一歩一歩、次へ向かっていける。それはスポーツでも勉強でも人生でも」そう話していたのはボクシングの清水選手。この日はリーダーとして各競技で自ら先頭に立ち、清水さんのチームは見事優勝しました。

みんな笑顔でがんばってくれた!それがとてもうれしかった!

「オリンピックデー・フェスタ in 陸前高田」でのひとコマ
息を合わせるのが難しい大縄跳び

地元スポーツ少年団に通う、吉田芳広君(5年生)のお父さんは、今回のオリンピックデー・フェスタの案内を見た時、すぐに参加を決めたという。
「僕も息子も柔道をやっているんです。格闘技をずっとやってきたこともあって、今回、陸前高田に来ていただいた、米満さん、清水さん、須佐さんはテレビを通してよく知っている人たち。こうした選手たちと直接ふれあえるなんて、そうある機会じゃないですからね。また、今の陸前高田だと子供たちもなかなか外でこうして気持ちよく遊べない。来ていただけて本当にうれしいですね」と話してくれました。

「オリンピックデー・フェスタ in 陸前高田」でのひとコマ
第一中学校仮設グラウンドの周辺

仮設グラウンドの周囲は、瓦礫こそかたづけられていますが、建物がなくな った状態のまま。日曜日というのに人通りも少ない。
「子供たちもきっと厳しい環境にあると思うんです。でもそうした中でも、こうして笑顔でがんばっている。今日はぼくのほうが元気をもらいました。メダルをとってなによりうれしかったのは、被災地の方々から『励みになった』という声をいただいたこと。これからも一緒にがんばっていきたいですね」と話してくれたのは、米満選手。競技が終わり、最後に子供たちを見送る際には、金メダルを首にかけ、ひとりひとりの子供たちに、金メダルを気軽にさわらせながら笑顔でハイタッチ。子供たちも最高の笑顔でそれに応えていました。

「オリンピックデー・フェスタ in 陸前高田」でのひとコマ
最後は選手たちとハイタッチしてお別れ

■参加オリンピック選手(敬称略)■
柴田亜衣、柴田隆一(水泳/競泳)
清水聡、須佐勝明(ボクシング)
新谷志保美(スケート/スピードスケート)
米満達弘(レスリング)

取材・撮影=板元 義和(シュープレス)

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